djshemのブログ

Twitterだけでは伝えられない長文を此方に書いてます。

御坊さん便について考える

 かなり昔の話になりますが僕のところにもベンチャー企業から「お坊さんの契約をしませんか?」と話が来た。

 

何故?御坊さん便は問題なのか?

今、お寺がいくつあるかご存知でしょうか?

宗派を問わないのではあればおおよそ六万から七万と言われています、この数は御坊さんの需要と供給が全く釣り合ってないのです、それに加えて過疎かが進む村や町では檀家との関係に悩んだりお寺を持ちたくないと言う御坊さんが多くバランスが取れていないのです、御坊さんの仕事は不定期です仏さん(ご遺体)の親族から「家の人がなくなった」と連絡があればすぐに駆けつけなくては行けません、また日曜学校など多忙な日々を送り檀家との関係もあってプライベートの時間が持てない日々を過ごしますそれならばフリーの御坊さんでやることやって決められたサラリーをもらえる仕事の方がいいのです。

 

そしてこの業界はお金に関するものが暗黙の了解になっているものが多いのです、「おこころざし」なるこの言葉がよくないと思っています、ソーユのが嫌で明瞭会計な御坊さん便が生まれたのではないでしょうか?

 

御坊さんを取り巻く環境は日々時代に併せて変わっているのかもしれません。